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17- I- 0042 201 7 年 10 月 17 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
ノ
ル
ウ
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王国
(証券コード:−)【据置】
外貨建長期発行体格付 AAA
格付の見通し 安定的
自国通貨建長期発行体格付 AAA
格付の見通し 安定的
■ 格付事由
(1) 格付は、高度に発展した経済基盤、強固な対外および財政ポジションに支えられている。格付の見通しは 安定的である。14 年後半からの世界的な油価下落に伴い、経済は減速を余儀なくされ、経常収支、一般 政府財政収支の黒字は縮小した。しかし、財政・金融緩和、通貨安などに支えられ、経済は 16 年央に下 げ止まり、それ以降は緩やかに回復している。政府は、政府年金基金グローバル(GPF G)を中心に対外 債務を大幅に上回る対外資産を有している。17 年 9 月の総選挙の結果、エルナ・ソルベルグ首相率いる 連立政権が向う 4 年間継続することになった。高齢化の進展を視野に、経済や財政の石油産業への依存軽 減を目指した経済運営を行うとみている。
(2) 一人当たり GDP(購買力平価)が約 59, 000 米ドル(16 年)に上る高度に発展した経済で、世界有数の石 油・天然ガス産出国である。14 年後半からの油価下落に伴い、16 年の実質GDP 成長率は1.1%にとどま った。しかし、金融緩和、法人・所得減税や小幅な歳出増といった財政政策が奏効し、経済は自律的な成 長 へ と 移 行 し て お り 、 個 人 消 費 が 回 復 し 、 失 業 率 も 低 下 に 転 じ て い る 。 17 年 は 内 需 を け ん 引 役 と し て 1. 5%程度の成長になるとみている。18 年以降、政府は歳出抑制を図るものの、堅調な個人消費により安 定した成長が続くとみている。
(3) 政府は、GPF G を設けて石油関連収入を国外金融資産として蓄積し、石油収入を除いた財政赤字を補填し てきた。これにより、一般政府財政収支は 94 年以降一貫して黒字を維持しているが、依然石油関連収入 の影響を受けやすい他、近年では社会保障関連の負担が増している。16 年の財政黒字は石油関連収入の 落ち込みや歳出の拡大などにより、GDP 比 3.6%まで縮小した。石油関連収入は長期的に GPF G の実質期 待収益率に沿って持続可能なペースで活用されている。債券投資のリターンの低下などを考慮して、政府 は GPF G の実質期待収益率を 4%から 3%へ引き下げた。健全財政を維持するため、18 年には社会保障関 連支出を中心とした歳出抑制に転じるとみている。
(4) 対外ポジションは堅固であり、外的ショックに対する抵抗力を維持している。16 年の経常黒字の GDP 比 は、油価下落に伴う貿易黒字の縮小により、15 年までの過去 10年間の平均(GDP 比 12%)から縮小し、 3. 9% とな っ た。 対外 純 資産残 高 は証 券 投資 増加 を 主因と し て拡 大 を続 けて お り、 16 年 末に は GDP 比 198%に達している。他方、銀行部門では、保守的な監督体制のもと資本基盤がさらに強化されているほ か、不良債権比率も 1%程度にとどまっており、健全性が維持されている。
(担当)内藤 寿彦・山本 さくら ■ 格付対象
発行体:ノルウェー王国(Kingdom of Norway) 【据置】
対象 格付 見通し
外貨建長期発行体格付 AAA 安定的
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格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 10 月 12 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:増田 篤
主任格付アナリスト:内藤 寿彦
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の
種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、
「ソブリン・準ソブリンの信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) ノルウェー王国(K ingdom of Norway)
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が公表した経済・財政運営方針などに関する資料および説明
・ 経済・財政動向などに関し中立的な機関が公表した統計・報告
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、
発行体または中立的な機関による対外公表という、当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情
報として利用した。
9. 非依頼格付について:
本件信用格付は格付関係者からの依頼に基づかない信用格付である。国に対する信用格付である場合を除き、依
頼に基づく格付と区別するため格付記号の後に「p」を表示している。格付関係者からは、信用評価に重要な影響を及
ぼす非公表情報を入手していない。
10.J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス
に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)
項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。
■ 本件に関するお問い合わせ先